SnipeWorldChampionship2005

 
  July29(fri)  
 

風がない・・・。無風&炎天下での海上待機でライジャケを着た選手たちからも「こんな無風でライフジャケットを着させるなんてクレイジーだ」という不満の声も聞こえてくる中、ライジャケ着用義務のY旗の降下と共に、選手たちからの歓声が無風の海上に響き渡った。とにかく暑かった・・・。長時間の海上待機だったため、持って出た水が底をつき、本部船に水を求めてくる選手達も出てきたため、水がほしい選手達に本部船から水やお茶の支給を行った。日本茶が嫌いだと言っていたウルグアイのPabloも渡された日本茶をグビグビ飲んでいた。Pabloに「あれっ、日本茶嫌いじゃなかったっけ〜?」と突っ込むと、笑ってごまかしていた。すぐに本部船が持っていた飲物もなくなり、レスキューボートが陸上から水を運んでくるという状況だった。本当に暑かった・・・。

夕方になり何とか風が出てきた。待ちに待ったスタートだが、ゼネラルリコールを繰り返してしまう・・・。Z+I旗が掲揚されても多くの艇が早すぎるスタートをしたため、15:20スタートに至るまでにOCS5艇、Z旗20%ペナルティー18艇、Z旗40%ペナルティー1艇という状況となった

現在1位の松崎/杉浦組は28位フィニッシュとスコアを崩してしまう。2位のAugie/Kelly(USA)組は5位でフィニッシュ。彼等を追うPablo Defazio/Medici(URU)組も7位でフィニッシュし、松崎/杉浦組は3位に後退。1位のAugie/Kelly(USA)組と19点差、2位のPablo Defazio/Medici(URU)組と10点差、4位と7点差の3位だ。すべては明日の最終レース次第だ。振れる軽風の中でまだ一度も2桁をたたいていないAugie/Kelly(USA)組はさすがだ。恐るべしAugie Diaz 51歳・・・

話は変わるが、今夜のパーティーはラグーナマリーナで行われた。運営スタッフとして頑張っている洗足学園チームが生演奏で会場を盛り上げてくれた。外国選手たちも綱引き等、とても楽しんでいるようだった。


 

 
第4レース
生演奏
綱引き大会
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