SnipeWorldChampionship2005 |
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July27(wed) | ||||||
恐るべし台風7号。昨日通り過ぎたはずの台風だが、吹き返しのせいか、朝から25ノット以上の風が吹いていた。レース委員会は10時に陸上でAP旗を掲揚した。なかなか風はおさまらなかったが、午後になって多少風が弱まったかに思われた。そして運営艇が海の様子を見に行き、夕方の3時にAP旗が降下された。本部船が出港したときも風は落ち着いていて20ノットくらいだった。しかし、ぼちぼち選手が集まりだした頃、無情にも風が上がってきた・・・。25ノットくらいか。しかも湾の中とはいえ、かなりの波が立っている。本部船の2F部分にいると何かにつかまっていないと海に落とされかねない波だった。SCIRA会長のMotta氏はこの波のコンディションの中では無理だと西村レース委員長に伝えた。そしてレース委員長は陸上にまだいる艇に対しては出艇を止めるように指示し、海上でもAP旗を上げ25ノットの風の中を爆走する選手達をハーバーに帰した。その後、スロープで艇を洗っていた選手にどうだった?と聞いたら、楽しかったと答えていた。さすがワールドセーラー。 ということで、昨日に引き続き、レースが明日以降に延期された。 夕方、USAのLee Sacket君がお父さんのTod Sacket氏に連れられ、左目に5ミリくらいの突出物が突然できたといってやってきた。すぐに市民病院に急患で連れて行った。当番の先生の中に眼科の先生がいたのは本当にラッキーだった。当然待ち時間は長かったが、先日のPersson氏のときにくらべたら半分以下だった。今回の先生もとても親切で病名も和英辞典を引き、きちんと説明してもらった。彼らはレースがあるのでできればUSAに帰ってからきちんとした手当を受けたいという希望だったので医師にそう伝えると、滞在中の注意事項と何かあったら診察時間外でも対応するので来院するようにと気遣ってくださった。目薬2種類と眼帯数枚を処方され、彼らも安心し、パーティー会場へ向った。 |
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