第3回スナイプフェステイバルIN牛窓
帆 走 指 示 書
1. 適用資格
本大会には、2001〜2004年国際セーリング競技規則(RRS)、日本セーリング連盟規定、2001年当該クラス規則、実施要項、およびこの帆走指示書を適用する。但し、いずれもこの帆走指示書によって変更されたものを除くものとする。
本大会はRRS付則Gに基づくカテゴリーAの大会とする。
2. 参加資格、参加申し込み
実施要項に定めた通り参加申し込みを済ませ、受理されたチームとする。
3. 競技者への通告
競技者への通告は、陸上本部に設置された公式掲示板に掲示される。
4. 帆走指示書の変更
4.1 帆走指示書の変更は、それが発効する日の7:30以前に掲示されるものとする。
4.2 レース日程の変更は、発効する日の前日の17:00までに掲示されるものとする。
5. 陸上で発せられる信号
5.1 陸上で発せられる信号は、陸上本部前のポールに掲げられる。
5.2 AP旗が、音響信号2声とともに掲げられたとき(降下のときは1声)は「レースは延期された。予告信号は、AP旗降下後30分以降に発せられる」ことを意味する。クラス旗と共に掲げられた(降下された)時は、その当該クラスのみ発効される。
5.3 L旗が音響信号1声と共に掲げられたときは「公式掲示板を見よ」ということを意味する。
6. 大会の日程
大会の日程は次の通りとする。
9月11日(土) 受付(研修棟前のテント) 8:00〜9:00
開会式、艇長会議 9:00〜9:30
第1レース 予告信号 10:30
引き続き、第2、第3レースを行う
レセプション(研修棟食堂) 18:30〜
9月12日(日) 第4レース予告信号 9:30
引き続き、第5レース
12:01以降のスタートは行われない
閉会式 14:00〜15:00
7. クラス旗
クラス旗は下記を用いる。
国際470級 470 旗
国際 F 旗
8.
レースエリア
レースエリアは、別添の図Aに示す。
なお、このレースエリアは、レース委員長の裁量により変更される場合がある。
9.
大会の成立
原則として各クラス5レース行うが、1レースをもって今大会は成立するものとする。
10.
コース
コースはS−1−2−3−1−3−Fとする。
別添図Bは、各レグ間のおおよその角度を含むコース、通過すべきマークの順序および各マークの定められた側を示す
11.
マーク
第1、第2、及び第3マークはそれぞれオレンジ色の三角形のブイを、フィニッシュ・マークはオレンジ色の円筒形のブイを用いる。スタート後のコース変更により新しいマークが設置される場合には、縞模様のピンク色の円筒形ブイを用いる。
12.
スタート
12.1レースは、まず国際スナイプ級がスタートし、その10分後に国際470級がスタートする。
12.2スタートラインは第3マークをリミットマークとし第3マークと本部船のオレンジ旗を掲げたマストとの間とする。
12.3最初のクラスの予告信号が発せられた後は、次にスタートするクラスの艇はそのクラスの予告信号が発せられるまで、スタート・エリアを充分避けていなければならない。
12.4そのクラスのスタート信号後4分以上経過してスタートした艇は、“Did Not Start”として記録される。
12.5 レース終了後、引き続きレースが行われる場合は、本部船に長音一声と共にL旗が掲げられ、長音一声と共にL旗降下後予告信号があげられる。
13.
リコール
13.1リコール艇がある場合は、RRS29.2に従い音響信号が1回発せられる。
13.2ゼネラルリコール艇がある場合は、RRS29.3の従い音響信号が2回発せられる。
14.
スタート後のコース変更
14.1
コース変更のときには、変更されるレグの基点となるマークの近くで、レース・コミッティー・ボートにC旗を掲げ、新しいマークへのおおよそのコンパス方位を示し、断続的に音響信号を発する。
14.2 コースの変更は、新しいマークが設置されていない場合でも、先頭艇がそのレグに入る前に信号が発せられる。新しいマークを回航した後に、回航すべきいずれのマークも、元のコースの形状を保つように設置しなおすことができる。引き続き行われるコースの変更で新しいマークが設置しなおされる場合、元のオレンジのマークで置き換えられる。
14.3 クラス旗が前述の信号と共に掲揚された場合、コース変更は当該クラスにのみ適用される。
15.
コースの短縮
15.1コースを短縮するときは、レース・コミッティー・ボートにS旗を掲げ、音響信号2声を発する。この場合、先頭艇が回航せんとするそのマークとレース・コミッティー・ボートの青色旗を掲げたポールとの間をフィニッシュ・ラインとする。
15.2クラス旗が前述の信号と共に掲揚された場合、コースの短縮は当該クラスにのみ適用される。
16.
フィニッシュ
フィニッシュ・ラインは、レース・コミッティー・ボートの青色旗を掲げたポールまたはマストとオレンジ色のマークの間とする。
17.
タイムリミット
先頭艇フィニッシュ後20分以内にフィニッシュできなかった艇は、「Did Not Finish」として記録される。
18.
レースの終了
各クラスの最終艇がフィニッシュしたとき、あるいはタイムリミットになったとき、レースは 終了し、音響信号1声が発せられる
19.
申告
19.1出艇申告書は、当該クラスの最初のスタート予告時刻60分前から陸上本部にて受け付ける。出艇申告未提出艇は「Did Not Start」と記録される。但し、引き続きレースが行われる場合はこの限りではない。
19.2帰着申告は帰着後速やかに、かつ当日の当該クラスの最終レース終了後60分以内に提出しなければならない。但し、レース委員長の裁量により、この時間を延長することがある。
19.3メンバー変更については、出艇申告に含まれるものとする。
19.4以上の手続きに不備があったチームは、当日の着岸までのすべてのレースを失格とする。
20.
ペナルティーの履行
21.1RRS44.2(720度回転のペナルティー)を適用する。
21.
得点
22.1RRS付則A4.1の「低得点方式」を適用する。
ただし、RSS付則I節付則A2を一部変更し、各ヨットの総得点は、全てのレースにおけるヨットの得点合計とする。
22.
艇体、搭載物品及び艇の艤装品の点検
23.1国際470級・国際スナイプ級とも、直径8mm以上、長さ10m以上の曳航ロープ及びパドルを搭載しなければならない。
23.2レース委員会、プロテスト委員会は艇体、搭載物品、艤装品、セールの展開などを随時点検することができる。
23.
セール
同一番号のセール(ダッシュナンバーがついている場合も同一とみなす)を同時に使用してはならない。国際470級については、メインセールとスピンネーカーの番号は一致していなくてもよい。
23. 救命具
艇の乗員は、出艇から帰着まで有効なライフジャケットを着用しなければならない。シースーツ、ウエットスーツの類は救命具とみなさない。有効とは、ライフジャケットのみで5kgの重量物をつけた状態で水面上に浮いていなければならない。
24.
リタイア
リタイアする艇は、それが可能であれば、コースを離れる前にレース・コミッティー・ボートにリタイアする意思を伝え、着岸後直ちに陸上本部に報告し、帰着申告を提出しなければならない
29. 国際470クラス規則26.2
国際470については、同クラス規則26.2が適用されている場合には、競技規則42は適用しない。この際のパンピング旗は黄色旗とし、本部船において予告信号と共に掲げられ、スタート信号時に降下する。
30. 抗議
この大会では抗議を受け付けない。各チームはルールを遵守しフェア―プレイに徹する事。